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[コメント] インヒアレント・ヴァイス(2014/米)
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★4インヒアレント・ヴァイス、内在する欠陥。卵は割れる、船は沈む、国家は堕落する。中毒にしては治し、罪を犯しては贖罪する病魔。陽気に病んだ過渡期のアメリカ、象徴の迷路とクスリの酩酊の中で、それでも最後は明晰にドックは語りかける。「結局俺にはこれしかなかった。失われたり変質したりしたかもしれないが。で、あんたはどんな時代の、どんな愛を生きてんの?」実はセンチメンタルなPTAらしさが嬉しい一本。 [review] (DSCH)[投票(4)]
★5なぜ俺たちはこんなにもPTAのことが愛おしいのか? [review] (週一本)[投票(4)]
★4P.T.A.はP.M.H. [review] (ペペロンチーノ)[投票(4)]
★3アクションらしいアクションがほとんど無く、ダイアログだけで展開を追っていくのは観ていてツラいものがあるのだが、ミステリとしての結末に意味がある映画ではないのでまあいいか、という感じ。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★3セリフによる人間関係の説明が多すぎるので油断するとわからなくなってしまう。しかしラスト30分くらいは面白かった。探偵、秘密組織、ヒッピー文化、家族愛など、面白ネタを詰め込みすぎて説明的になったのは残念。ピンチョンの長編も読んでみたくなった。 (saku99)[投票(2)]
★3ウィルソン登壇辺りから流れを見失い気が付けば終盤だった。そういう迷宮世界の混沌に酩酊する物語だとしても、キャストの鮮度落ちの熟成が足りなく生腐りで旨み成分が出てない。天使のようなキャサリンちゃん再登場で覚醒したが物語は終わってた。 (けにろん)[投票(1)]
★3相変わらず力のある画面の連続。アヴァンタイトルからタイトル・インのカッコよさ!浜辺に抜ける路地のような、家屋に挟まれた小路のカット。夕陽の斜光の中で回想する女、ジョアンナ・ニューサム。ヒロイン=キャサリン・ウォータストンが登場するローキーが良いです。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★3マダラ・マラ。字幕の制約が何となくわかる。 (黒魔羅)[投票]
★3話が複雑すぎてわけわかめだが、印象に残る画は多し。『ザ・マスター』に続く、PTA上級編。68/100 (たろ)[投票]
★1全然わからないし、ついていけなかった。LAの雰囲気も楽しめないまま…残念。 (あちこ)[投票]
★3当為性の微光が人情話と交織したい底意は否定しようもないため、偶然からの崇高な解放というよりも、懐古趣味の条件反射というか、舞台を成立させるためのテクニカルな要件に規制された思考や行動が、一種の混濁として現れているように見えてしまう。 (disjunctive)[投票]
★3マグノリア』は大好きなので期待していましたが、この映画はさっぱりわかりませんでした。ただ、子供の時に体験した70年代西海岸の雰囲気がリアルに伝わってきて、その点では楽しめました。(2015年4月18日、映画館にて観賞) (お珠虫)[投票]