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[コメント] ファンタスティック・フォー(2015/米)

最近はマーベルもネタ切れか、スパイダーマンシリーズに次いで、「リブート」なる作品が登場。が、本当にコレ、マーベルの制作なの?って感じだった。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







そう感じた理由、その1:確か冒頭の「マーベル」のコミック風のクレジットが有ったっけ?

その2:マーベル恒例の、最後の「次回予告」的1シーンが無かった。あるものだと思って、エンドロール最後まで見送ったのに。

その3:脚本的にも、映像的にも、「ファンタスティック」と感じるところが無かった。

と、まあなんかいいところが無かった印象。「リブート」というのは、今の風潮なのか、過去の人気作を取り上げることで、知名度もあり、投資も受けやすいのか?。でも、前シリーズはほんの「ついこの間」。さすがに早すぎない?

キャストは若い。主演のマイルズ・テラーは、『セッション』で一躍脚光を浴びた「旬」の俳優だし、ほかの3人は「子役出身」。それぞれのデビュー作『ランダム・ハーツ』『陽だまりのグラウンド』『リトルダンサー』、全部見てるよ、私は。

だからか、いやそうじゃなく、ストーリーのおかげで「みんな青い」印象を感じた。行動も「浅はか」で、勝手に行動して、事故を引き起こす。そしていっぱい他人に迷惑をかける。だから、みんなが「力に目覚める」というのも、全然共感できないし、悪役ドゥームの行動も、よく判らない。見捨てて逃げたリードたちに「復讐する」というのだったら、判るのに。

主演、マイルズ・テラーは、こういう作品向けではないと思う。それにヒューマン・トーチが「黒人」なのは、「姉弟」の設定をかなり無茶なものにしているが、今のハリウッドの時流では、仕方ないことなのかな?。

「ALLCINEMA」情報だと、この監督は制作チームと良好な関係を築けなかったそうだ。見たらそれも納得ですね。

(評価:★2)

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