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[コメント] 鰯雲(1958/日)
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★5未亡人役の淡島千景の色っぽさといったら! (ジェリー)[投票]
★4人物関係が非常に複雑だが成瀬は上手くさばいて見せる。淡島千景小林桂樹の叔母さんに見えないところも複雑さの一因だが「当時こんな関係は普通にあったんだよ」というような肯定の仕方以上に「映画として面白いから良い」と云いたくなる。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★4ニュープリントで鑑賞。色彩が感じさせる四季と年月の移ろい。しかしながらこれはもう断然中村鴈治郎を見て愉しむ映画である。彼に注がれる家族の眼差しをなぞって鑑賞する映画だ。複雑な人物関係を把握するのに時間を要するのと、ライティングが過渡期的であることを除けば、他は問題が無い。 [review] (町田)[投票(2)]
★4良くも悪くも橋本忍中村鴈治郎の農家の親爺振りが抜群で、登場しただけで名画座の場内は爆笑。正に千両役者。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★3様々な悲喜交々があったが結局それでも時は流れていき我々も生きていくしかないという諦観で『流れる』と同工異曲。ただ田中澄江的情念は橋本忍の無骨な構築力では代替不可だし東宝専属役者だけでは矢張り駒不足感が否めない。 (けにろん)[投票(3)]
★3誰と誰が親子で誰と誰が兄弟姉妹なのか、人間関係というより年齢関係が腑に落ちなかった。 [review] (G31)[投票(2)]
★3飯田蝶子の無駄遣い。 [review] (3WA.C)[投票(1)]
★3成瀬には珍しい野の匂いのするメロドラマ。秋の鰯雲(「弱い」という字が入っている)が多分一生に一度きりの恋愛を映して哀しくも美しい。鋤き起こした土の官能的な黒さも印象的。 ()[投票(1)]
★3農業残酷物語。でもないか。この人間関係を把握しきる脳髄メモリを私は持たないのだが、鮮やかな人物の出し入れのためによく分からぬままながらあれよあれよと見せられてしまう。中村鴈治郎杉村春子が顔を合わせるとなぜか妙に穏やかなシーンになるのは『浮草』と同様。斎藤一郎はここでもやりすぎ疑惑。 (3819695)[投票]
★3成瀬監督作品では珍しい開放的な出来。戸外撮影とカラー描写でこんなに違って見えるとは。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3農家というもの。 [review] (づん)[投票]
★3「姑と息子をかかえる戦争未亡人の農婦」と「元地主の娘で女学校卒のインテリ婦人」。確かに、この振幅を演じるのは至難ではある。八重は前者のなかに後者が漂う女であるべきなのだが、淡島千景は終始後者なのに前者の境遇の女であった。混乱する悲哀と希望。 (ぽんしゅう)[投票]
★3良くも悪くも、成瀬にしては普通。水野久美のカワイイ事と言ったら。 (直人)[投票]
★3本家と分家との関係、格式、体面、虚礼、老人(主婦)などの圧力が、若者たちの頭の上に、重くのしかかってくる。改革しようにも、その圧力はあまりに強い。 (斎藤勘解由)[投票]
★3良くも悪くも、いかにも成瀬といった作品。登場人物の人間関係がいまいち分かりにくい。 (Yasu)[投票]
★3地味な成瀬の地味な小品。退色したフィルムしかないみたいなのでニュープリ希望! (入江たか男)[投票]