★4 | (多分)少子化、右傾化、からの全体主義が煮詰まると「愛」という「概念」が死ぬらしい。『散歩する侵略者』に「概念」を奪われてメチャクチャなままに放置されたような世界観。間違いだらけの「愛」の実践(「講義」のバカバカしさ)から「じゃあ正解の愛ってなんだっけ」の宙づり感へ。愛の嘘を暴いて冷ややかに笑うレア・セドゥの「間違ってるのに正しい変なテロ」が不思議。 [review] (DSCH) | [投票(3)] |
★3 | マイルドなポール・トーマス・アンダーソン作品って感じ。芸術的であるが、俳優も何演じてるのか分かってなさそうなふわふわ感が妙だ。 67/100 [review] (たろ) | [投票] |
★3 | 不条理は揺るがぬ条理が確立されている世界でしか成立しない。ソーシャルな視点も欠いて所詮はお遊びめき後段でパーソナルな自己語りに変じる。何やねん居場所探しの話かいなと思ってしまうのだ。メタボ腹をさらしたファレルの油の抜け具合は大したもの。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 差別を容認した恐怖世界。「国歌歌え!」「嫌だ!」「処罰する!」ってのと同じ話。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★3 | 独特な、ユーモラスのある画づくりは見ていてそこそこ楽しい。本作は、様々な立場の人が、様々な立場に対して持っているような、固定観念、先入観みたいなものを笑っているのかなと思う。 [review] (シーチキン) | [投票(2)] |
★4 | 黙って管理される側(独身者たち)の無抵抗が滑稽で不気味なのだが、現実社会で暗黙の圧力に耐えている人々もこう見えるのかもしれない。そして、それは自分なのかもしれない。だから随所に仕掛けられた「笑い」を、素直に笑ってしまうと気まずい気がするのだろう。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 社会の、いや、人間の不条理を考えさせられるシュールな作品。このちょっとグロくてヘンな作品が好きな自分が好きだったりして。可笑しくて切なくて、もう一回見たい。 [review] (jollyjoker) | [投票(2)] |