[コメント] シン・ゴジラ(2016/日)
ハリウッドゴジラには無かった「絶望感」
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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攻撃を受け、うなだれたゴジラの口からなんか気化したモヤモヤが…引火して爆炎!うわあああ!いやさらにそれが収束して紫の光が…なにこれなにこれ…いやあああやめてええええ!
あの全方向ビームの絶望感たるやもうね。
それを観るためだけに映画館行く価値があります。
それと最初はことなかれ主義のふんぞり返った首相が、ついに火器無制限使用の許可を出す苦渋の選択をするシーンを、大杉漣が表情の違いで見事に演じ分けています。最期の最期に「政治家」となった彼とその内閣の最期はあっけなく、だからこその絶望感なわけですね。
石原さとみの英語はねえ…いいじゃんそんなの別に。そんなこと言ったら上流階級の日系人は本当は完全に日本語ペラペラなんだからそこは尾頭さんの最後の笑顔に免じて大目に見てあげましょう。
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