[コメント] シング・ストリート 未来へのうた(2016/アイルランド=英=米)
キャラがボケ役ばかりで、かつ彼らの天然が下心不能ゆえに善意と解釈されている。人格者の集団が人徳で組織を円滑に運営する人知主義のユートピアは波乱を起こさない。
代わりに、いかなる物腰によって人徳が体現できるかという問題意識が各キャラクターにおいて追及されている。たとえばヒロインにメイクの世話を焼かせることで、彼女の魅力的な人格の開示が始まるように。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。