[コメント] 友だちのパパが好き(2015/日)
『白い肌の異常な夜』『黒い十人の女』における男が(弱さにもかかわらず/ゆえに)人間関係の中心に布置されるのに対し、ここでの一男多女はアメーバ的に形状を定めない。さらに、執拗な芝居の彫琢と観察的撮影によって作中人物は感情移入の対象となること叶わず、場には冷ややかな不穏が渦巻き続ける。
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