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[コメント] 愛は降る星のかなたに(1956/日)
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★3原作「愛情はふる星のごとく」は1948年の書籍売上1位(46,47年は2位)の由。映画が尾崎秀美の思想信条を語らず周辺描写に徹しているのは、観客はこのベストセラーを購読済という当て込みもあったのだろうか。タイトルが微妙に違うのは大人の事情だろうが間が抜けている。 [review] (寒山拾得)[投票]
★2散漫な印象を受けるのは、キャラクターがそれぞれに身勝手に動くのみでその間を取りまとめる者がないからだろう。唯一森雅之の存在はあれど、家庭に仕事を持ち込まない彼ではどうにもならない。まして山根寿子の「愛」は森の退場をもってはじめて表に噴出する感情であり、テーマとも成り得ないものでしかない。 [review] (水那岐)[投票]