[コメント] 病院へ行こう(1990/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
※注意:『誘惑のアフロディーテ』のネタバレあり。
映画の中で夫や妻が浮気をするシーンで、よく男性は最後までヤっちゃうのに妻は寸前でやめる事が多い気がする。ウディ・アレンの『誘惑のアフロディーテ』でも妻が浮気相手に「やっぱりやめましょう」と言ってる間に、ウディは娼婦としちゃってて、結局この夫婦はお互い浮気をしたけどやり直しましょう…となる。だったら妻の方もしちゃった設定でいいんじゃないかい?と思うんだけど。『6デイズ/7ナイツ』もそうだっけ。
今ちょっと思い出せないけど、他にもこういう設定が多い気がする。もちろん妻もしようとした時点で、夫と同じく浮気した事になってる。これは製作者が男性だからだろうか。よく「妻の浮気は本気だ!」「男の浮気は甲斐性、妻の浮気は不名誉」という言葉も巷で聞くし、男の浮気は擁護できるけど妻の浮気はのっぴきならん!って事なのかな?
個人的見解だけど、男は妻に欠点がなくても性衝動で浮気できるけど、夫がいる女が浮気するという事は、夫に欠点や問題が少なからずあると思う。女は基本的に1人の人に愛されたい生き物で、何人もの男とヤリたい~!って人はそうそういないと思う。ということは男の製作者は同じ男として欠陥があると妻たちに指摘されてるようで、ツラくて妻たちの不倫シーンを描けないって事かな?
そんなに語るほどの映画でもないんだけど、妻の裸踊りならぬ下着踊りで、Hしたての浮気夫がああまで怒ることないじゃん…と説得力のなさを感じたので。
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