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[コメント] 合葬(2015/日)
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★4ハリウッドの侍や忍者を見ると大抵笑っちゃうわけですが、我々日本人もちょんまげ刀の武家社会には相当な固定観念や思い込みを持っている訳で、杉浦日向子原作の本作品は、そうしたステレオタイプの武士像に陥ることなく、かと言って過度に現代に寄せる事なく「150年前の上野にはこいつら3人がいたのかもな」と思わせる内容になっています。 (さず)[投票]
★4原作漫画は、杉浦特有の絵巻物のような絵で登場人物の感情が、よく伝わってこなかった(というより、こちらの感性の無さによるのだろう)。が、映画は色、音、を生かして、歴史の中でもがく若者たちを活写し、分かり易かった。 [review] (KEI)[投票]
★3青春群像劇としての、いわゆる時代劇路線とかけ離れたATGっぽい演出は、今さらの観が強くぺダンチズムの悪評を捧げざるを得ない。むしろもっと俗っぽく撮れば旨みの出る素材のように思える。トリビアとしてなら大福を嬉々として食らう女たちや、遊郭で遊戯に興じる人々を撮るカメラのスキップは心地よくはずむ。 (水那岐)[投票]