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[コメント] 花と怒涛(1964/日)

冒頭クレジットバックの雄大な夕景のカットが一番いいか。後は久保菜穂子が背中の刺青を見せるシーン回り、それから鍬入れ式の出入りのモブシーンも迫力がある。全編に亘って照明はそれほど凝っていず清順らしさは希薄。ただし、お座敷のシーンでは向かいの座敷で仲間が遊ぶ姿を見せる、清順らしい縦構図の空間造型だ。
ゑぎ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 敵対する井沢の親分役は宮部昭夫。おゝ矢っ張りスティーブ・マックィーンの声。飯場のシーンには深江章喜野呂圭介柳瀬志郎ら。山本陽子が芸者の一人でチョイ役。台詞もなし。三崎千恵子も芸者役で登場。こちらは台詞あり。玉川伊佐男が刑事役。これも相変わらずいい役。久保菜穂子が万竜という芸者。よくやっている。背中の刺青を見せるシーンでは、ドリーで寄ると腋毛が映っている。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)水那岐[*]

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