[コメント] 三等兵親分(1966/日)
初年兵イジメにセミの真似させるのはよく見る描写で、これは流行りだったのだろうか。ここではヤギの真似まで出てくる。見処はいつもの悪役そのままで主役はる遠藤辰雄。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ナヨナヨした自分を全肯定する江原真二郎も感じいい。しかし、後半これら造形が充分展開されたとは云い難いだろう。
クライマックスの江原帰還作戦は、なんで軍旗が帰ってきたら江原が許されるという理屈になるのか判り難く、インパクトの弱いものになってしまった。いいアイディアが出てこなかったのだろう。
あと、田中邦衛は何のためにトイレ探していたのか不明。三島ゆり子との鉢合わせだけじゃギャグではあるまい。フィルムに脱落があるのだろうか。
仲間賛歌の収束は緩いがまあいいのだろう。撮影は流麗で実に良好、屋根を走りまくる山城新伍がいい。
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