[コメント] ラッキー(2017/米) - 更新順 (1/1) -
あの朱色の電話機は繋がっているのだろうか?ハリー・ディーン・スタントンと電話機といえば、つい『パリ、テキサス』を連想してしまう。 [review] (緑雨) | [投票(2)] | |
これはズルい!ハリー・ディーン・スタントンが歩いて、タバコを吸っているだけでこんなに絵が持つとは。緩い雰囲気の中で、説教臭くもなく、人生の真理をしっかり伝えてくるジョン・キャロル・リンチの手腕に唸った。 (irodori) | [投票] | |
ウンガッツ、Nothing、無。アンタも俺も。 [review] (週一本) | [投票(3)] | |
この世から消え去ってしまうのが怖いから、人はこれから行く「天国」なるものをでっち上げる。主人公ハリー翁は、そんなもののない「無」のみが待つ有限の人生と折り合いをつける必要があることに納得している。だからラッキーは笑うのだ。 [review] (水那岐) | [投票(3)] | |
あゝ、ハリー・ディーン。冒頭とエンディングのリクガメの歩みは、ウェルマンの『牛泥棒』を再現しているし、一人の俳優の、これ以上ない遺作、という意味では、『ラスト・シューティスト』と双璧ではないだろうか。劇中、ウェインへのリスペクトを表明するシーンもあるではないか。 [review] (ゑぎ) | [投票(5)] | |
御年90歳で、太平洋戦争で海軍に従軍し、死期を前にした男。そのままハリー・ディーン・スタントンの人生と重なる主人公LUCKY。名優でした。ご冥福をお祈りいたします。 [review] (プロキオン14) | [投票(3)] | |
頑固でぶっきらぼうだが、礼儀はわきまえている常識人。ヘビースモーカーにして健康体。枯れていながら、意外と女性に人気もある。リクガメのように飄々と、いつもそこに「居る」だけだが、町じゅうの人がその影を優しく見守っている。こんな老人に私もなりたい。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |