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[コメント] アンロック 陰謀のコード(2017/チェコ=スイス=英=米)

MI5の女ボスは、てっきりアニー・レノックス(ユーリズミックス)が演じてると、エンドロール見るまで思っていた。登場するたび、頭の中で「♪Sweet dreams are made of this」と「♪タリラリラリラ〜ラ〜ラ〜」が、交互に脳内BGMで流れてた。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ノオミ・ラパスは、『セブン・シスターズ』に次いで「アクション全開」で頑張ってます。たしか、「尋問のプロフェッショナル」としての登場だったはずだが、その見せ場は、序盤で終わる。そこから最後までずっと「スーパーエージェント」として、走り抜ける。

中盤までは、ミステリーの要素もあって、生物兵器とか、使者のすり替えとか、いい感じで話は進む。突然登場する オーランド・ブルームの活躍と裏切りとか、いいアクセントになっていてよかったのだが、やはり後半は話がダレた。「黒幕」の登場は驚かなかった。そしていろいろ途中から雑になってゆく。オーランド・ブルームは犬の飼い主に殺された?。モロッコ料理店の店主が出かけた先はどうした?。「黒幕」と話していた悪役は、アリスがぶっ飛ばしただけで、倒してないよね。あと代わりに使者になったアラブ系の顔の男も。そして黒人青年に露骨に「フラグ」が立ったのはいただけない。

収穫としては、トニ・コレットが格好良かったことかな?アニー・レノックスみたいだったが。

(評価:★3)

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