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[コメント] 肉体の門(1964/日)

獲れたての魚がぴちぴちと跳ねているようなイキの良さ。敗戦の傷が癒えないまま生きぬく女たちの、ふてぶてしさ、逞しさが巧みに表現されるが、国家への両義的な感情と、哀切な自己憐憫、生無垢の食欲性欲まで掘り下げた鈴木清順の腕前に唸る。
(★4 ジェリー)

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