[コメント] 呪いの家(1944/米) - 投票数順 (1/1) -
「星影のステラ」の映画として価値高いが、ジャズ・スタンダードと映画がこれほど乖離しているのも珍しかろう。純粋な幽霊の主題は『幽霊と未亡人』(47)のほうが抜群に優れており(とちらもチャールズ・ラング撮影)、本作はそのエチュードの印象。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] | |
チャールズ・ラングの撮影・照明はさすがに目を惹き、幽霊特撮もよく適っている。崖や枯れ木も上々のムードだが、邸宅そのものはもっと露骨に禍々しくてもいい。ルイス・アレンの筋運びは少しく言語的に過ぎるか。全般的に云って、名画然とした格調高い仕上がりの反面で、鷹揚に構えすぎたきらいもある。 [review] (3819695) | [投票(1)] | |
もう一押しすれば、本当にホラーの名作となれただろう。 [review] (甘崎庵) | [投票] |