[コメント] つかのまの愛人(2017/仏) - 点数順 (1/1) -
簡潔な省略が明晰なモノクロと相俟るカリエール・ベルタの欧州2巨頭のサポートもあり演出は自然体で軽やかを貫く。そこではニンフォマニアックな毒も中和されて後景に退くかのよう。孤独に泣いた娘は笑顔を取り戻し親爺の寄る辺ない詠嘆を掻き消す。 (けにろん) | [投票] | |
好調時の切れが久々に戻ってきていて満足。何もしない、何も起きない、そういった日常の倦怠を描かせると、フィリップ・ガレルは輝く。 (赤い戦車) | [投票] |