[コメント] 母よ、(2015/伊=仏)
仕事に自分の全身全霊を注ぎ込みながらも、いざ不条理な岩礁に乗り上げてしまえば母親の助けをつい求めてしまう弱い大人。よもやその情けなさに自分の分身を見い出すことを恐れて主人公を女性監督にしてしまったわけではないだろうが…。母親は人生の終わりを目前にして「明日のことのみを考えている」と語る強さを有する存在だけに、危ぶんでしまうのだ。
(水那岐)
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