[コメント] すべてが狂ってる(1960/日)
戦中戦後の重さを何とか振り切りたいという青年の願望が生々しい。直情で透明な一方で幼児退行的な行動を手持ちキャメラが見事に追う。乱暴なズーミングが美しい。登場人物たちを照らす乾いた陽光とモダンジャズの決まり具合ったらない。鈴木精順は大人だ。
(ジェリー)
投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。