似てない? グレン・クローズと。

グレン・クローズ、恐いよぉ。何と言っても、化粧を落とすシーン。 昔もててた女のひがみ、嫉妬、若さへの怒り。セシルなる小娘に対するいろいろな思い。容姿が劣って行くにつれ、おこる内面のグジャグジャした気持ち。 そんなものが画面からひしひしと伝わってきて、より深いものになっている。

しかし、何処の国でも貴族なるものの趣味は悪い…。

ジョン・マルコビッチ様は、やっぱどこか色っぽい。どこって、、、格別二枚目でもスマートでもないのに、色っぽい。あんな変な格好が似合ってしまうのも、彼ならでは。

にしても、なぜいるキアヌ・リーブス！本人は古典好きだと言っていたが、ヌボーーとした表情しか出来ないなら、やめておいた方がいいって。でも、白く若々しいあのお肌は美しかった。ジョン・マルコビッチの前に出ると、彼もただのヌケタお坊ちゃまにすぎない。

反対に、ユマ・サーマンが良い味を出していた。好きな女優さんではないが、声の裏返る演技は、ファンならずもかわいいと思った。しかし、邦題もっと考えて欲しいな。 こっちを観たら、リメイククルーエル・インテンションズは、子供だましにしか見えない。