コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 運び屋(2018/米)
- 更新順 (1/1) -

★4余命幾ばくもない女との会話が冗長に至らない所。裁判でみずから「有罪だ」という簡潔さ等、巧みさが嬉しい。 (モノリス砥石)[投票]
★390歳の麻薬の運び屋をイーストウッドが演じるということに興味を惹かれて観ましたが、観終わってこの映画で私に響いたのはそこでは無かった。 [review] (考古黒Gr)[投票]
★3登場したイーストウッドは、よれよれの汚いじいさんだった。思わず、歳取ったなぁ。ストーリィは、キッカケは面白いが、何という事のない話。それより、観客誰もが、た だただケガをしない様にと、酷い目に会わない様にと祈ったに違いないと思う。 [review] (KEI)[投票(6)]
★4年齢を超越してまだ”枯れてない”自身が主役の物語を作っていることに凄いと思うか呆れるか。ここまでいくと両方かな。 (t3b)[投票(3)]
★4有無を言わさぬ貫禄…! (ドド)[投票]
★5ジジイには花を持たせよ。 [review] (ロープブレーク)[投票(3)]
★4ジジイの哀愁のために他の全てが存在してるという驚異的な映画。しかし、グラントリノから歳をとらんジジイだ。長生きしてよ。84/100 (たろ)[投票]
★3“今の”イーストウッドだからこそ作れた作品。ちゃんとその年代だから作れる役だった。 [review] (甘崎庵)[投票(3)]
★4プロローグが12年前設定で演じ手が米寿の老人であるから、ここから12年飛んで本編に入ると、この老人は何者なんだとならざるを得ない。あとはもう死人の夢で、その内容はヤクザ社会の方々で歓待されてしまう『哭きの竜』のような稀人ヤクザ物である。 [review] (disjunctive)[投票(4)]
★4あのクリント・イーストウッドがこんな好々爺になるのかという気がしないでもない。サスペンスとユーモアが絶妙のバランスで交じり合って、肩の力を抜いて楽しめる。 [review] (シーチキン)[投票(2)]
★4善悪の境界に立つクリントの冒険も、いよいよ最終章に入ったんだなと実感する2時間。最早、正義の為に悪を行う事に葛藤も覚悟もいらない。 ただ、彼我に誘われるままに。Let It Be 俺は見ていて堪らなかった。 クリントは自己責任の呪縛から解放されて幸せそうだった。 (pori)[投票(4)]
★4しおれた黄色いユリ。映画としてちゃんとしてれば、あとは言うコトありません。淡々とした高い描写の質がすばらしい。 (ぱーこ)[投票]
★4何かが終わってしまった気配は濃厚にある。誰もがこわごわゆく「その後」の地雷原のど真ん中を、当人だけはスタスタ歩いて、しかも一番大切なものはちゃんと最後まで待っていてくれる。ご都合主義? いや、ホラ話なのだ。それがご愛嬌というものなのだ。 [review] ()[投票(9)]
★3ブラッドリー・クーパーって、クリント・イーストウッドが監督だと、どうしてダイコン風味なの? 『アメリカン・スナイパー』もだいぶダイコンだったよね。自分の監督作品ではあんなに素晴らしかったのに。 [review] (もがみがわ)[投票(2)]
★4所謂社会的マイノリティな人達との接触にて禁句的文言であけすけにコミュニケーションするアリー老人を憎めないとすれば、それは自作自演作家イーストウッドの映画的な「徳」故なのだろうし、そんな決して一般化、社会化されない“私性”で人物とその虚構をでっちあげる根性は、それが映画への信に基づくかぎり感動的ですらある。劇中唯一のキャメラ目線は図って観客の目線との無二の切返を演ずる。凄い、と言う瞬間。 ()[投票(8)]
★4一言で表現するなら、緩いサスペンス。今のイーストウッドじゃなきゃ撮れない映画。 [review] (緑雨)[投票(4)]
★5脇が甘いアンディ・ガルシアと違って、この爺には脇などない。だから、ジェームズ・ステュアートに似ている彼を誰も殺せるはずがない。シャカシャカっと撮った感の強いお上手な数作を経てイーストウッドが戻ってきた。嬉しい。 [review] (動物園のクマ)[投票(1)]
★5“You.”(お前か)の一言に万感の想いがこもる。チャップリン『街の灯』以来の映画史的セリフじゃないか。 [review] (G31)[投票(5)]
★5良質の赤身肉みたいな映画 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
★390歳の痩せがまん。爺さんの最後の選択は、歩んできた人生の反省や家族への罪滅ぼしなどでは決してない。だって性懲りもなく、まだ花に水やってるんだもの。これぞ、私たちが長年憧れてきたイーストウッドのダンディズム(自己満足)のススメだったじゃないですか。 [review] (ぽんしゅう)[投票(7)]
★3ごめんな、悪いな、と言い乍ら(つぶやき乍ら)最後迄やりたい事を止めない爺ィ。ひょっとして本心は「お前ら大人しく生きてんじゃねーよ!」とか思ってんだろ。☆3.8点。 (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
★3一周まわって「男たれ!」と。 [review] (おーい粗茶)[投票(7)]
★4彼が演者として映っているだけで映画らしくなる、というような簡単なものではないと分かってはいるのだが、それにしても、例えば近作5作のパワーダウンを完全に払拭する。どうしてこうも違うものなのか。 [review] (ゑぎ)[投票(10)]
★4日本的に例えると老梅の趣き。1日だけ咲く花のために己の全てを捧げる主人公の姿は、まさに今も映画にその身を捧げ続けているイーストウッド自身の姿にも重なり自然と胸が熱くなった。 [review] (ナム太郎)[投票(4)]
★3サスペンス度は低く、好き勝手生きてきたスケベじじいの人生讃歌と少しの懺悔作品。脇の仕事がよいので、爺のメッセージが沁みる。本当にもうこれが最後の作品かもしれない感を強く抱いた。本人に悔いはないだろうから見ていて納得。 [review] (jollyjoker)[投票(5)]
★4彼の一連の映画の中でも随分と自然で達観した人生観を感じる良作である。ユーモアもあり、それでいて現代の社会観も鋭く、理解されない父親像などもきっちりと描く、いやはや嬉しいイーストウッドの辞世の句であろうか。いや、本人はまだまだ生に執着しているのだ。 (セント)[投票(2)]
★4御歳89歳のリアルを曝け出すに覚悟とかすらない達観。問答無用の爺いの犯罪は苦境を乗り切るサスペンスに加担するのも躊躇するが漸くの家族不義理の自戒と清算。その際に生じたヤバい連中との軋轢を十八番の苦み走った啖呵で切り抜ける。参りましたの境地。 (けにろん)[投票(4)]