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[コメント] たちあがる女(2018/アイスランド=仏=ウクライナ)
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★3苔が美しい。音楽の使い方、音楽を奏でる演奏家や歌手の登場の仕方、彼女彼らとアイスランドの風景や室内調度のマッチングが美しい。主人公がエネルギッシュで魅力的であること、背景が美しい自然であること、で行為自体を目くらます意図があるなら悲しい。 (動物園のクマ)[投票]
★3主人公の強固な意志とエキセントリックな行動は、世の中の「活動」に対する賛意なのか皮肉なのか。それとも社会と「女性」との関わりへの過激な応援なのか揶揄なのか。あるいは蔓延する「善意」の暴走を嗤う戯画や警鐘か。この女に託された作者の意図が分からない。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★2彼女の心の痛みが晒されることなく繰り返されるテロは単なる自己中な勘違い女の妄動にしか見えぬなかで投入される鼓舞するバンドやヘリとドローンといった映画的意匠のあざとさ。描くべきは難民少女を里子に迎え洪水の地で泥に塗れてからのことだと思うのだ。 (けにろん)[投票(2)]