[コメント] ロケットマン(2019/英)
むろん歌詞やメロディーの良さがあるにしても、エガートンの唄もなかなか。詩の心みたいなものをつかんだ感に溢れる「ユアソング」作曲シーンが白眉。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ゲイを公言したミュージシャンで、貴族に叙された方。という以上のことを、エルトン・ジョンについてはあまり知らなかったのだと、知らされた。もう少し知っていれば、さらに少し楽しめたかもしれない。でも、未熟な心のまま大人になってしまった男で、周りを多く傷つけたことだろうが、それ以上に本人が傷ついたのかな、なんて思わされた。今は人に尽くす人生を送られていることに安心する。
エルトンをパーティー・ピープルに仕立て上げ、たかり、むしり取り続けたプロデューサー、ジョン・リードって、『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーにそうしていた男と同一人物なのか。フレディには突然切り捨てられ、哀感もあったが、本作ではエルトンが死ぬまでむしり続けると公言するドス黒さ。こっちの方が実像に近いのか。恐ろしい人物だ。くわばら、くわばら。
80/100(19/8/31記)
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