リチャード・フライシャーらしい一本調子な演出ながら、かなり毛色の変わった西部劇。

３人の若僧がそんなことでいきなり家出するのか？とか、スパイクスほどの一匹狼のプロがど素人３匹を仲間に引き入れるか？とか、どれだけ厳しいのかもっと教えとけよ！とかつっこみどころは多いのだが、そんなことはおかまいもせず、誰が死のうとあまり感傷に浸る間もなくストーリーを進める監督の強腕ぶり（？）はすごい。

この３人田舎の純朴な青年だったのにまったく救いがないじゃん。なんか凹んだよ。