★3 | ギリアムの『8 1/2』。ギリアムの人生がオーバーラップするからこそ逆に、観る者は迷宮から現実に引き戻されてしまう。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] |
★2 | ギリアムが主人公らに仮託しようとした思いが酷く焦点が甘いのか、あるいは観客たる自分が理解していても「いつものこと」とそれを受け取るのにためらいを感じているのか、いずれにせよ「ごっこ遊び」の2時間と見えてしまう。『ロスト・イン・ラ・マンチャ』以降の20年は何に費やされてきたのか、今となってはかなりどうでもいい観覧後感。 (水那岐) | [投票(3)] |
★3 | 妄執に囚われた爺さんがやっとこ現世に帰還できたら運命の皮肉という悲哀は、姫救出の正ロマンティシズムと噛み合い損ねる。何より時空を超える奇想譚としてギリアムの才気が恰も寝かせすぎて気の抜けたワインの如しで念願叶って良かったねが精々である。 (けにろん) | [投票(2)] |
★3 | ギリアムならではの魔法のような素晴らしい瞬間も少なくないのだ。序盤の過去と現在の交錯なんかビンビンに冴えてる。しかしあまりにも気まぐれに脈絡なく振り回されすぎて、だんだんどうでもよくなってしまうんだ。こう書くのはまことにつらく残念なのだ… (ペンクロフ) | [投票(2)] |
★5 | この2018年に、文学名作「ドン・キホーテ(1605年セルバンテス)」を描くとこう成りますという作品。名画化「ラ・マンチャの男(1972年アーサー・ヒラー/ピーター・オトゥール)」が有るが、50年弱も経ち、世の中も醜くなったので、それを踏まえたという本作だ。
[review] (KEI) | [投票] |
★3 | 私のよくいく映画館で、この映画にたどり着くまでの、ギリアム監督の「ドン・キホーテ年表」が、双六形式で展示されていました。ミリオン座さん、大好きです。 [review] (プロキオン14) | [投票] |