[コメント] ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ(2018/中国=仏) - 更新順 (1/1) -
ビー・ガン初見。噂通りの舌を巻く快作。全編漆黒の画面にゆらり動くカメラ。酔いそうになるほど。ストーリーはそのうち夢と現実と混濁しどうでもよくなる。何と言っても映像ですな。全編ポエムです。 [review] (セント) | [投票(1)] | |
自己の憐憫と陶酔に関するエトセトラは大した内実なきものを勿体ぶって語るに過ぎなく思えるが、そのミディアムショットの緩慢な移動が始まると世界は現実との境界が徐々に融解し始め夜のしじまの中で迷宮化する。獲得された俯瞰の視座が映画を解き放つのだ。 (けにろん) | [投票(1)] |