★4 | 非常に際どい界隈のテーマをオリエント工業さん監修と思われる「ダッチワイフの歴史」概論を織り交ぜつつ、エロさを丁寧に削いで美しい表現にまとめたため、愚息はピクリともしなかったです。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★3 | プロローグ後、時間が10年前に遡って、工場での面接シーケンスとなるが、渡辺えりとの最初の会話から、全編に亘って、丹念に切り返し(ショット/リバースショット)で見せる。これは好感。さらに、技師・きたろうがいい。全般的な感想を云うと、きたろう退場後、かなり失速したように思う。
[review] (ゑぎ) | [投票] |
★5 | まるでO・ヘンリー短編の日活ロマンポルノ仕立て。誰かきたろうに賞をあげて!きたろうを絶賛して! [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] |
★3 | 仕事とプライベートの境がなくなるこの男(高橋一生)の幸福な公私混同が私には理解できないのですが、所詮は“道具”であるダッチワイフの浄化に託した“男の純真”って女性ならではの妄想じゃないですか、と言うとタナダユキさんに叱られるでしょうか。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 夫婦の間で隠し事しないってのは簡単じゃないし何かの掛け違いが決定的になる。これは破綻の縁で辛うじてそれを回避できた2人の話で、その相互理解の幸福感が思い出の円環を充足させる。ラブドール工場をめぐる人間模様も悲喜交々の余韻を呈して過不足ない。 (けにろん) | [投票(1)] |
★5 | 現代の「スブやん」は悲愴なる求道者ではない。非の打ちどころなき理想の妻を伴った幸福な職人だ。タナダユキという女のフィルターを突き抜けた「いい女」は、いまや「助兵衛でいい女」として描写されるのだ。彼女は男のみる女の理想形でありながら、断じて女に嫌われる都合のいい娘でもない。ここにみる園子は全方位型の性格美女だ。 (水那岐) | [投票(2)] |