★4 | 「同じ箱の中にいる」 [review] (プロキオン14) | [投票(1)] |
★4 | 青いロッカー。扉が開き、紙包みが入れられる。続いて校舎の沢山の窓。この出だしから、本作もドアと窓の映画であることが、強烈に印象付けられる [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★4 | ほほ笑みと真顔のあいだに隠されたルース(ケルヴィン・ハリソン・Jr.)の得体の知れなさが恐ろしく、これはポリティカル・ホラーとでも呼ぶ新たな恐怖映画かと期待が膨らむも、やがて、そんな自分のなかに潜んでいた差別意識に気づかされ、大いに恥じ入る。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★4 | 深刻な話材を深刻なまま語ってしまった辛さはあるも、ケルヴィン・ハリソンJr.の造型が精妙な加減を保つなど芝居の充実は一入だ。「正体不明」は端的にサスペンスである(その最高純度は『断崖』)。「役割(role)」は虚構に過ぎない。しかし私の正体を私は知らない。「正体」もまた虚構かもしらん。 (3819695) | [投票(1)] |
★4 | 人種差別は当然背景に大きくあるんだけど、何より「他者の人生を尊重しない」連中に囲まれていることが、少年ルースを苦しめている。全然自由の国じゃない。 [review] (ペンクロフ) | [投票(3)] |
★4 | 「黒人」「白人」「権威」「暴力的思想」「養子」「理想」、これらのキーワードと、アメリカの今の現実が本作に独特の、そしてかなり強い緊張感を与えている。 [review] (シーチキン) | [投票(2)] |