[コメント] アルプススタンドのはしの方(2020/日)
非常にきめ細かく見せる演出。とても気持ちがよく、久しぶりに、この映画が終わらなければいいと思う。ファーストカットから、前半はてっきり、安田あすは(小野莉奈)が主人公だと思ったが。
しかし、後半になって、田宮(西本まりん)や宮下(中村守里)が、安田に入れ替って、観客(我々)の感情を引っ張る。だが、最後には、矢野が主人公だったと思える。このシフトが見事だ。茶道部顧問の厚木先生(目次立樹)も良いキャラ。人生は空振りの連続でもあり、人生は送りバントでもある。
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