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[コメント] スパイの妻(2020/日)
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★5なんと黒沢のカント主義宣言。高橋一生は9.5ミリ映画で世界を救わんとする(含『河内山宗俊』のネタバレ)。 [review] (寒山拾得)[投票(4)]
★4男の正義と女の恋慕の間に生じた溝を、感情の勢いで飛び越えようとする女と、ゲーム的術数で埋めようとする男。女の半径3メートルの痴話嫉妬が、ビジネス仕様の世界主義に端を発した優男の野望によって、図らずも帝国主義と対峙する大胆不敵なエンタメサスペンス。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★3逆賊の妻に堕ちる決意に世界視野の判断なぞ微塵も関与しない女の性に黒沢は元より関心がないのに女優蒼井優の表現力が辛うじて崩壊を繋ぎ止めてしまう。それでも一大クライマックスになる筈のスクリーン前での大見得は展開の表層性ゆえに虚しく空転。 (けにろん)[投票(2)]
★3ヴェネチア銀獅子賞より、黒沢清がNHKのニーズに応えられるくらい大人に成長したことを祝福したい。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★5なかなか決まっとる映画でございます。黒澤も洗練され、全く無駄がない。これが元テレビドラマだなんて思えないほど黒澤のいいところが詰まっています。たまにこんなピシッとした作品を作るんだね。自由度の大きいホラーめいた作品が好きな私だが今回はブラボー! [review] (セント)[投票(2)]
★4一見チープなTVセットの前で展開される演劇的やり取り。物語も軍政下のサスペンスから愛情劇の狭間を揺蕩う。夫婦は社会正義のための同志にも似て、虚々実々の権力との戦いのなかでの駆け引きはまさしく大銀幕上の絢爛たるスケールだ。愛のため国賊にも化すこの闘争の渦中にあって、結末はまったく意外ではない。コスモポリタンの冷酷は独裁国を凌駕するのだ。 (水那岐)[投票(2)]
★4いつもに増して逆光の取り入れが目立つと思った(近作では、『予兆』も多いが)。東出昌大高橋一生の会社を訪ねて来たシーンの窓の光。蒼井優が憲兵隊部隊に呼ばれた後、街頭を歩く仰角カットも逆光の中。高橋と蒼井が乗った市電の車中も、逆光。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4リアリズムにこだわらず、芝居がかった演出で緊張感を生み出し、暗い時代の陰鬱で重苦しい雰囲気を、現実以上の迫力で真に迫って描いた良作だと思う。 [review] (シーチキン)[投票]
★3戦時下の狂った状況では正常な人間が狂人扱いされてしまう。ごもっともなメッセージではあるが、多くのリベラルな反戦映画が描いてきたことを黒沢が拙くなぞってるだけにも見えてしまい、物足りなさが残る。そんな中でも東出の不気味な存在感には惹かれた。 (太陽と戦慄)[投票]
★3どうにもこの芝居がかった演出が肌に合わない。昭和初期の上流階級はああいう言葉使いをしていたものなのでしょうか。 (K-Flex)[投票]
★4面白かったのだけれど、もっと映画的な結末もあったと思うし、私はそういう蒼井優を観てみたかったのだなと、見終わって思った。 [review] (もがみがわ)[投票]