★3 | この映画を見ていると、戦前のイメージが一蹴されていく。リアルを発破する起爆力は時代を超えて強い。オペレッタにはコケティッシュな女優を、という欧米文化を自家薬籠中のものとしているマキノ正博はとてもモダンな人だったろう。3人の女優、見事な揃い踏み。奥行きのボケ味、今の映画にはない潤いを感じる。 (ジェリー) | [投票(3)] |
★5 | 同じ物語を共有する人がいて 相手が踊れば自分が踊る 自分が踊れば相手も踊る。そんなパートナーがいれば幸せです。 [review] (Ikkyū) | [投票(1)] |
★5 | 小品ながら、明朗、軽快でよくまとまっている。歌曲はジャズ調、歌謡曲、民謡調、軍歌調と多種多様で楽しめる。中でも‘通り雨’が小粋な詞で秀逸。‘青葉の笛’は原曲(明治39年作)を上手く取り込んでいて、大いに笑わせる。 (KEI) | [投票] |
★3 | 冒頭のディック・ミネがよかった。あそこで彼は、人格という見ない現象を、ただ楽曲に応じて挙動することで短時間のうちに表現してしまう。 (disjunctive) | [投票(1)] |
★5 | もう何も言うことがないのだが、一つだけ挙げるとすれば歌が始まると周囲の人間も一緒に踊りだすのが良い。画面奥で笑顔のままゆらゆら揺れて何だかこちらもつられて踊りたくなってくる。聞き耳を立てる志村喬が一言「雲行きが怪しくなってきたぞ」→天気雨が降り出す→あれよあれよという間に片岡千恵蔵と市川春代が同一フレームへ。これが映画です。 (赤い戦車) | [投票(3)] |
★5 | なんてモダンなんでしょう!エンディングのたまらない派手さ加減!そして、ラストカットは青空だぜ!モノクロなのに、天然色の楽しさ! (動物園のクマ) | [投票] |
★4 | 「贅沢は敵」のご時勢に、町娘たちのいずれの姫君かとまごうばかりの無駄な着飾りぶりが可愛らしい。お春も佳いが、恋敵おとみ(服部富子)の笑顔と愉しげな歌いぷりは現代にも通用する宝物だ。志村喬のとぼけた味もなかなかに得がたい。法螺や太鼓がペットやドラムスに化けるセンスも、暗い時代のレッテルを見事に剥がしてくれる。 (水那岐) | [投票(2)] |
★4 | 楽曲はもちろん、舞台装置もまたミュージカルの命。なんと日傘という小道具ひとつで楽曲と対峙する大胆かつ巧妙さ。冒頭、服部富子の水玉模様の日傘(番傘!)に唖然とし、続く庭一面に広がった奇抜な図柄の傘群(まるで花畑だ)のファンタジーに圧倒される。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★4 | いいなあこの屈託の無さ。市川春代、服部富子、深水藤子、娘役が皆魅力的だし、三角関係も嫌味がなくって可愛らしい。 [review] (緑雨) | [投票(4)] |
★5 | 理想郷の映画。映画の理想郷。市川春代も片岡千恵蔵ももちろん大好きだけど、このディック・ミネの造型がなければ映画はここまで愛すべきものにならない。とても敵役とは思えない愛しさ憎めなさ。一面に広がる和傘の幸福感も堪らない。服部富子も可愛いよ。幸せすぎて涙が止まらない。こんな世界に住んでみたい。 (3819695) | [投票(2)] |
★5 | この映画を観てからというもの、毎日の生活が歌であふれている。 [review] (寿雀) | [投票(3)] |
★4 | 第二次世界大戦前に作られたというフィルターがかかってこそ許せる内容。現代で同じようなものを作っても、当時の人たちのように楽しめるかどうかはわからない。 (BRAVO30000W!) | [投票(1)] |
★5 | この息づかい、そしてリズム。観る者を魅了して離さない。これが戦中に製作されたと知って二度の驚き。これ以上のコメントは無用。 (リヤン) | [投票] |
★5 | 花の心は花が知る♪ [review] (ナム太郎) | [投票(2)] |
★5 | この当時市川春代が26歳だったということが未だに信じられない。 [review] (田原木) | [投票(5)] |
★5 | お春萌え〜 (浅草12階の幽霊) | [投票] |
★4 | 女の明かるいやきもちがいい。おとみさんがかわいいな。 [review] (マグダラの阿闍世王) | [投票] |
★4 | なんて素敵にジャパネスク
★4.5 (たかやまひろふみ) | [投票] |
★4 | 浅草オペレッタの面影。歌うオトボケ志村喬の軽み。ハイカラなモボ&モガの残光を伝えるズージャ(ジャズ)とはコレまた似て微妙に異なる「梅干しジャズ」の味わい [review] (ボイス母) | [投票(1)] |
★3 | どうも昔っから素人芸が好きらしい。かわいいかったらいいのか? (coma) | [投票] |
★4 | おしゃれなとのさま…。 [review] (オノエル) | [投票(3)] |
★5 | どこまでもおきゃんな娘達に拍手を。 [review] (あき♪) | [投票(4)] |
★5 | 人生の重力をすべて置いてきたこの軽さ。 [review] (イライザー7) | [投票(2)] |
★5 | こんな喧嘩なら何度でもしてみたい。 (リーダー) | [投票] |
★4 | かっこいい。14歳の私には、許せない映画だったと思う。大人になったなぁ、と感慨深い。 (あ) | [投票] |
★4 | 初めて劇場で見て点数アップ。人情劇、ラブコメ、ミュージカル。一粒で(最低でも)三度の美味しさ保証します! [review] (くたー) | [投票(2)] |
★4 | まあなんて…呆れッちゃうくらい呑気で朗らかで可笑しい映画なんでしょう!(02.09.20@新文芸坐) (movableinferno) | [投票] |
★5 | なんとも愛くるしい映画。絶世の美女でも才女でもないが愛嬌なら誰にも負けない。そんなヒロインのキャラと作品そのものの魅力がみごとにシンクロしている。干からびた恋なんて、そりゃぁイヤよねぇ。傘をくるくる回す甘い声の彼女になら、罵られてもいい。 [review] (tredair) | [投票(5)] |
★5 | ジャズ[Jazz]・・・騒がしいもの、活気あるもの [review] (町田) | [投票(5)] |
★5 | 歌っておどけてボケをかます志村喬が観れるだけで感無量。この底抜けの明るさ懐の深さ。戦争の暗い影が忍び寄る時代にこの映画が作られた事実が泣ける。 (マッツァ) | [投票(1)] |
★5 | なんて楽しい映画だろう。もう可愛くて可愛くて仕方がない宝物のような映画。長屋の前に数え切れないくらい広げられた日傘のカットを見た瞬間から「これが映画だよなぁ」って思う。市川春代の全ての所作と台詞(殆ど悪態)が、とてもとても気持ちいい! (ゑぎ) | [投票(8)] |
★4 | 歌あり、踊りありの「開運!なんでも鑑定団」時代劇。この内容で戦前の作品とは、アッパレ邦画!ディック・ミネと志村喬の歌は絶対に一度聞いたら忘れない。 (AONI) | [投票(1)] |
★3 | 日本にもこんなに楽しい歌って踊って陽気な映画が、しかも戦前にあったとは驚きの一言。ただ、これのちょっと前に見た『君も出世ができる』の豪快な楽しさの方が自分には合ってるような気がしたので。 (Ryu-Zen) | [投票] |
★5 | 市川春代と深水藤子がかわいくて、宮川さんの構図も最高。戦前の作品とは思えない程。(追加)服部富子もかわいい。すげー映画だ。 (雷) | [投票(1)] |
★4 | 野暮ったさが全然ない。上品で楽しい、粋な名作だ。 (華崎) | [投票] |
★4 | 日本ミュージカル映画史上の最高傑作。志村喬の歌う「茶碗の歌」等は大爆笑ものです。市川春代が歌は一番下手かな? (熱田海之) | [投票] |
★5 | 浪人を巡って争う三人の娘がどれも飛びきり美人!ええなー。 (ヤマカン) | [投票] |
★5 | 史上最高に軽い志村喬。 [review] (テトラ) | [投票] |
★5 | 最初の5分間でノックアウト。[パルテノン多摩小ホール] [review] (Yasu) | [投票(4)] |
★4 | 志村喬の歌う「こーれこれこれこの茶碗」とかディック・ミネの「ぼくはおしゃれな殿様ー」とか、今も耳に残ってます。 (はるきち) | [投票] |
★4 | 歌のうまい町娘は服部良一の妹の服部富子かと思っていましたがちがうんですか? ディックミネのモボぶりはあんなもんじゃなかったでしょ。 (捨聖) | [投票] |
★4 | 楽しい映画を撮るというノウハウは戦前にこそ有ったのか?
ちゃんちゃん茶碗と…志村喬、素晴らしすぎ。 (さいもん) | [投票(2)] |
★5 | マキノ監督に脱帽! こんなおしゃれな映画があの時代に撮られて、たくさんの人が映画館で楽しんだのかと思うと感慨深い。私も心底楽しんだぞ。 (しーた) | [投票(2)] |
★4 | この底抜けの明るさはどうしちゃったの? (おーい粗茶) | [投票] |
★4 | これで麦焦がしに憧れ、家でバフォバフォ食べた。 (nanri) | [投票] |
★5 | いきなり歌える殿様が出てきて、そのまま妙な世界は止まらない。最高。
今のインド映画にも負けない明るさと音楽の使い方。テンポも快適。日本離れした映画。 (luv) | [投票(2)] |
★5 | 既に戦争の足音が聞えていた時期の作品とは思えない底抜けの明るさ。志村喬の「壷の唄」を聴いてくれ! (丹下左膳) | [投票] |
★4 | 僕は陽気な殿様ー♪髷物ミュージカルの傑作。ディック・ミネ万歳。市川春代はブスかわいいぞっ、とな。 (入江たか男) | [投票] |