[コメント] ストックホルム・ケース(2018/カナダ=スウェーデン)
「ストックホルム症候群」という言葉が生まれる基となった事件をテーマにした映画。イーサン・ホークがおちゃめ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「ストックホルム症候群」(人質が犯人に好意的になってしまう)という言葉が生まれるきっかけの事件なので、警察や首相側が、かなり冷酷で嫌味な描かれ方をしている。
そうすることで、人質たちだけでなく、映画を見ている私たちが、ラースに感情移入しやすくなっている。元の事件があるので、どこまでそれに基づいているのかは判らないが、「人質はレイプされていると思います」とか、そんなこと言わんくても!と思ったし。
そして、ラースはグンナーの釈放が第一目標だったわけで、そのグンナーが警察側と示し合わせているのはツライ話だ。
しかし、ラースを演じるイーサン・ホークがお茶目で、つい私も感情移入してしまった。
結末は、まあそうなるのは仕方ないですね。ある意味ハッピーエンド?
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