★3 | 『勝手にふるえてろ』で大九明子のシゴキのような要求に松岡茉優は体育会的ノリで応えていた。のんは「脳内アドバイザー」と会話する解離症寸前の本当はヤバイ状態の女を、持ち前の暖簾に腕押し的しなやかさで、いかにもなアラサー女に見せてしまう。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(9)] |
★4 | くちびるつんと尖らせたのんが最高に素晴らしい。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(5)] |
★5 | 女性原作の女性監督の女性俳優たちによる「仮面の告白」。60近いおっさんにも少しだけ30女子の生きづらさをわからせてくれた…かも? [review] (おーい粗茶) | [投票(4)] |
★4 | 面白かった!のん最強。前野朋哉も最高!この世代では、矢張り、のんが最強なのだと、はっきり知らしめた。もう地上波のテレビドラマなんか一生出なくていいから、ずっと映画でやっていってくれ、と思った(一映画ファンの不埒な思いです)。 [review] (ゑぎ) | [投票(4)] |
★4 | 喜劇女優界に比類なき存在感で王座を用意されつつあるのんの異才がいよいよ明らかになりつつある。世人が本音と建て前の相克に悩むところを、ヒロインは本音と本音の狭間で懊悩するのだが、その過剰なシークェンスはのんなればこそ自然な風景となる。大九の手綱さばきも彼女という女優を得て初めて、無駄なアクションではあり得なくなるのだ。 [review] (水那岐) | [投票(4)] |
★5 | 綿矢りさ原作ものとしては『勝手にふるえてろ』に続く本作の鑑賞。どちらも脳内で独り言会話をする女性を描いているが、演者の技量と脚本の良さによって全く奇妙に感じない、寧ろ「おひとりさま」の平凡な日常を描いているとすら感じさせてしまう巧さ。満点。これはのんのために書かれた本で、のんのために作られた映画だと言っても過言ではあるまい。 [review] (IN4MATION) | [投票(2)] |
★5 | ここはこうして欲しかった、という減点が思い当たらない。もうこれでいい。だから満点。☆5点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |
★3 | お一人様を肯定してくれる内的多重人格との訣別を描いているが、こんなにも3歩進んで2歩退がる的では大丈夫なのかと思える。欧州旅行の件は何の為だったのか。温泉旅館で女芸人を慰み者にする男達への怒りの発動のようなエモーションこそ脱却の要件のはず。 (けにろん) | [投票(2)] |
★3 | 大滝詠一が最強だった。 [review] (ぱーこ) | [投票(2)] |
★3 | 30歳、おひとりさま、大会社OL、そんな彼女にも異性へにあこがれという悩みがあるらしい、、。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★5 | のんちゃん。 [review] (週一本) | [投票(1)] |
★4 | コメディや歌唱シーンもないが、画面の迫力は十分だ。内省的なシーンは全て狂気を孕んでいるように見える。悪い意味ではなく、松岡茉優と能年玲奈の違いだろう [review] (Soul Driver) | [投票(1)] |
★4 | 一人芝居/独白劇と二人芝居/対話劇の中間変種。一人が複数の「役」を継起的に演じ分ける多重人格演技とは設計思想を異にし、『her 世界でひとつの彼女』や『スイス・アーミー・マン』と隣接する。よく小技の効いた小さき物語だが、主演者の魅力で堂々押し切るスタア映画としての王道感は大迫力だ。 (3819695) | [投票(1)] |
★4 | のんの奮闘、逡巡、葛藤ぶりが、なかなか楽しい。ひょっとして心の底では「いつまでもお一人様は…」という思いをいだいているのかな、という気もするが、そういうのが全然、深刻にならないのがまたよい。 [review] (シーチキン) | [投票(1)] |