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[コメント] ワーキング・ガール(1988/米)

80年代を象徴した作品の1本ではある。主演のメラニー・グリフィスに100%共鳴は出来ないが…。社会に出て、理不尽な事がまかり通る現実に直面し本作のリアルさに気付いたり…。落ち込むより奮闘してやろう!って気になる時、頭の中でカーリー・サイモンが流れてしまう人いるのでは?。
TOBBY

個人的にグリフィスが苦手なのですが、状況や役柄は好感持てる。シガニーの悪役があまりにもステレオタイプ過ぎるので、彼女にもう少しユニークさを加味してくれればストーリーが両極端な二人のヒロインに集約せず広がりが出たのに。いつものヒロイックな役柄と打って変わってハリソンもリラックスして演じては、いるものの、あまりにも二人に対してのアクセントでしか無いのが残念。じゃあ俺はいったい誰を評価してるのか?というと痛快なジョーン・キューザック!。彼女のおかげで、このキャリアウーマン版シンデレラが平凡に終わらずにすんだ。グリフィスより魅力的。映画としての評価においては、一般的に評価の基準って芸術的であるとか、テーマが着目に値するとか、映像や演技が圧倒的であるとか色々あるとは思いますが、本作品において俺は、時代の呼吸を見事に感じさせる空気感とスタイリッシュな全体のトーンを大きく買って★4つ。たまぁ〜にTVでやってると観ちゃったりするしね。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)Pygar[*]

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