主人公が度々地下深くに落ちて行くのだが、なんか物語の深度自体はあまり変わらないもどかしさは感じた。角からクリーチャーが出てきてうわぁ！と逃げて戦っての繰り返し。血の量も不自然に多い気がした。地上の絶滅危機が迫る人類がかつて造りだした地下労働者の繁栄の秘密を探るという硬派なプロットながら、キャラ造形はホンワカ系。ん〜、そんな血いらないだろって思う。血量で表現するエグさより、オレ的には千何百年続く地底都市の地上人類の想像の上を行くエグい体制だったり、日の光を浴びないが故に生まれトンデモ思想だったりを見せてくれたら良かったなと。 まあでもこの先2部・3部とその辺りに深度を持たせてくれるのに期待しよう。

でもやっぱり主人公のお面、ウルトラセブンのノンマルトを真っ先に思い出したし、地下都市はユートムな感、かな。