[コメント] アメリカン・ユートピア(2020/米)
何も知らない。しかし面白い。お客様は神様です、ならぬ、神様がお客様ですという、舞台と客席の彼我の懸隔、その不即不離な相関の機微は、言わば映画そのものの機微ではないか。見られる、見ている、その相関は、一方が一方を呑み尽くすものであってはならない。視覚と聴覚のシンクロが映画の虚構として現前する時、それは映画の真実を生き始める。
(鷂)
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