[コメント] ベルファスト(2021/英)
大状況が、移動すれば終わってしまう課題に矮小化される。ヤクザ・入院・滞納といった日常の脅威は段階を踏むが、父のキャンブル癖は世界の果てまでついてくるだろう。
質感の朝ドラのように明晰な解像は彩度と釣り合わず、やたらと浸透してきて街頭を荒廃させない行政が、ハイヌーンの援用を状況にマッチしないただの雰囲気に終始させる。各種徒労感に圧迫され、祖母はバスの中でシャングリラを想う。
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