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[コメント] 生きててよかった(2022/日)

幼馴染みの妻や地下格闘の男たちなど登場人物はいずれも魅力的なのが素晴らしい。そして主役木幡竜はじめ主要3人の生き様も、格闘アクションも生々しい迫力にあふれている。
シーチキン

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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地下格闘の壮絶なアクションがメインなのは当然なのだろうが、幼馴染みの鎌滝恵利今野浩喜の2人の、愛することや夢がままならない不遇の日々の生きづらさもまた、生々しい。

だからこそ古くから人は自ら燃え尽きる道を突き進む様に、どうしようもない憧れをいだいてしまうのだろうか、なんてことを思った。

そういうことをさりげなく描き、なおかつその生き様にひかれ、生きる力をもらったかのような姿が感じられるラストは、よくできているし、しみじみとした余韻にひたることができる。

いい映画だった。

(評価:★5)

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