コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] オーソン・ウェルズのオセロ(1952/米=仏=伊=モロッコ)

動的、大胆なクローズアップ、カメラアングルの魔術。映像は今見ても現代性を持つ。問い続けるカメラ。だが、オセロの話に戻ると、部下さえ分ってない大将が、戦争だけ得意というのも、、、。悲劇でもなんでもない。
セント

未熟者の喜劇とでも言うべきか。バカそのものの人間劇だ、と思ってしまう。

それでもラストに至る、真実を知るオセロの苦悩はスゴイ。 それでも馬鹿だから、妻を愛しすぎたからだと思ってしまう。 救いようがないよね、と私すなわち一般人は思ってしまう。

これがかの有名な「オセロ」なんだろうか。 映画的にはすばらしいです。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。