子供にだけ見える、「見えない友達（イマジナリーフレンド）」。その存在を問うような内容かと思ったが、終盤はジャンルが変わって、オカルトテイストになりました。原題『Daniel Isn't Real』がそのまま映画のネタになっているんですがね。

子供時代のダニエルを封印した「ドールハウス」。実はあれが最強だった気もします。

で、封印されたダニエルを、なんでまた解き放つのかね？あのカウンセラーさんも余計なことを。で、再開したダニエルとルーク。「なんかいい感じじゃね？」と、ルークも受け入れていたのに。それが「入れ替わる」ところから、急に映画の空気が変わる。

キャシーの描いた絵、ルークの背後に「視えた影」。彼女も何某かの能力の持ち主？そして彼女の力を借りて事態を好転させるのか？とかいった予想は裏切られ、はっきりとした「悪魔」が登場したのでびっくり。

カフェの銃撃現場でジョンが射殺されて、そこから出た？奴が、ルークに舞い降りたという事でしょうか？ということは、ラストの「決着」のあとに、また舞い降りるシーンがあったが、ってことはまた誰かに？とにかく最後の決着は「ちょっと雑」だったかな？

主演俳優二人。シュワルツェネッガーの息子パトリックと、ティム・ロビンスとスーザン・サランドンの息子マイルズ。二人とも男前ですが、まだそれ以上の「個性」は見られませんでした。まだまだこれからですね。