[コメント] ルックバック(2024/日)
運命に対して私が何をし得たかと自責の念を持つことは已むを得ない。だが、映画は京本を全肯定で描くことこそをだと言っている。その汚れのない自我の芽生えの清しさに涙せずにはいられない。限りなく愛おしく、それだけに運命の不可逆の遣る瀬無さが沁みる。
(けにろん)
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