[コメント] ハリマオ(1989/日)
和田勉自身が、まるで痛快冒険活劇であるかのように自作を宣伝していたのを覚えている。
観てみると、植民地主義に翻弄される若者の極めて陰惨な悲劇。その狙い自体は全然悪くないのだけど。
信じられないほどつまらん、という当時の世評はおおむね正しく、ストーリーを追うのに苦労するほど退屈でつまらない。史実を追うばかりで起伏ある物語を構成できてない脚本、演出は役者をまったく制御できていない上に編集が異常に弛緩しており、ボソボソ呟いてはたまに怒鳴り、なんかしらをダラダラやってる地獄のような2時間だった。
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