[コメント] ポライト・ソサエティ(2023/英)
吐き気を催す邪悪にカンフーで立ち向かう。同級生のジャイアンが最高。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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この映画の邪悪のひとつが、女性を「産む機械」として利用することだ。身体の自己決定権の侵害であり、直球の人権侵害である。被害者は女性だ。古くは『ローズマリーの赤ちゃん』(1968)から描かれてきたテーマだ(もっと古いのありそう)。
主人公が闘う相手はデフォルメされた家父長制であるが、劇中で邪悪を体現するのは女性であるイケメン母だ。主人公が闘う場面には「カーンVS◯◯」とテロップが出るのだが、対戦相手はすべて女性だ。これはなんだろうなあ、ホントの敵は男(が作る社会)じゃないのかなあ。男を蹴飛ばす前に、女同士でも地獄なのよ敵だらけなのよ、ということだろうか。このヒネリ、オレにはちょっと難しかったな。まあ面白かったからいいんだけど。
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