[コメント] 雨の中の慾情(2024/日=台湾) - 更新順 (1/1) -
妄想してる自分も又妄想であった。入れ子細工の悪夢博覧会は現実との接点が混濁していく。その様はときに蠱惑的であるがときに陳腐すれすれ。つげ世界の見世物小屋を出たらそこには戦争があった。その強引さに引き摺られるマゾヒスティックな快感はある。 (けにろん) | [投票(1)] | |
開巻の映像コラージュが、これから始まる物語のひと筋縄ではいかなさを暗示する。つげ義春の土着的で内省的な原作を起爆剤にして片山慎三は「その土地(台湾)の記憶」という引き金を引いて物語を暴力と侵略という「人(日本)の記憶」へ昇華させてしまう。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
これも面白い!もう滅茶苦茶、色々見せる。その傾向は『岬の兄妹』『さがす』と作を追うごとにヒドくなっているように思う(悪い意味ではない)。本作ももうパラノイアックな暴挙というべきだろう。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |