[コメント] 新幹線大爆破(2025/日)
交通車両を操作する時の「だろう運転」はご法度である。これは乗客(歩行者も含め)の安心・安全の為だ。で、映画においての「だろう運転」若しくは「だろう展開」と言えばいいか。観客が安心して見れるサスペンス映画ほど退屈なものはない。血湧き肉躍らない凡作。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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出演陣のアクもクセも無い平べったい、それこそ敷かれたレールの上をなぞるようなリニア感。誰か1人でも状況に耐えられずの致命傷な迷惑行為or状況を克服すべきと無謀な正義感で暴走してしまっての緊迫感増大があってこそ映画的でもあるし、人間てやっぱそうなる可能性あるよねみたいな、ある意味戒め的なね。でも、なんか本作は皆、最初こそタチ悪感出しつつも次第にいい子ちゃん一致団結な流れ。ん〜〜。
あと、1975年版との繋がりは要らなかったと思う。森達也がお父さんって、、、おじいちゃんだろ!と先ずは。しかも何となくタイプ的に旧作での山本圭ぽいんで、そっち繋がりかと思ったら警察側の人間かよと。紛らわしい。でピエール瀧のなんとも無理なはめ込み具合。とりあえず配役設定逆でしょ。
まあでもなんだろう、「東京駅まで〇〇〇km」と言われても「地球滅亡まであと〇〇〇日」で育ったオレには距離感(14万8000光年に比して)が日常的で、私を殺せば起爆装置も止まる(コスモクリーナー作動)と。スターシャが闇落ちしたような犯人。全然魅力なし。「そんな顔が見たかった」、、、か。ん〜〜。
皆無事助かって物理的被害も最小限で抑えられたけど、登場人物達の上辺心に終始したような印象。
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