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[コメント] 悪名一番勝負(1969/日)
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★3これはマキノを監督に招聘したからだろが、丸っきり『侠客伝』か『残侠伝』の世界で健さん勝新に置き換えただけだ。それはそれで味わいがあるが、一方で大映が自社の看板を他社のに塗り替えられて已む無しといった見栄を捨てた悲哀も感じる。 (けにろん)[投票(2)]
★3江波、安田、小川のきれいどころと、津川、田村、山本、金子、南都らワケ有りたち、そして内田、水島、河津、辰巳らヤクザ者。この三者三様の見事な出し入れで話しを魅せる手腕は、さすがマキノ雅弘。で、勝新の「悪名」は何処へいった?「大映」の端末魔。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3堕ちる所まで落ちたシリーズをマキノ雅弘が東映臭さたっぷりに再生させようとするが、それは『悪名』ではなく東映任侠の焼き直しに過ぎない。迷走する大映の屈辱は見えてこない。以下は勝新と『悪名』について・・ [review] (sawa:38)[投票(2)]
★3それまでレギュラーだった田宮二郎が、本作の前年『不信のとき』のポスター序列事件で大映を解雇されて出ていないのを埋める為か、結構豪華キャスト。しかし、内容的にはマキノ雅弘を監督に迎えているからか、末期の大映特有の自社カラーが曖昧だからか、『悪名』という名を借りた全くの東映仁侠映画。['07.5.15浅草新劇場] [review] (直人)[投票(3)]
★4オレの頭をど突いてくれ!と画面外にまで迫る勢いの勝新太郎。消費されない映画とはこういうもののことをいうのだろう。 (shiono)[投票(1)]
★4ほとんどひとつの街を舞台に据え、刺されれば痛がり、立ち回れば力尽きた時には気を失うひとりの男・朝吉が大暴れする。このシリーズにおいては特別編とでも言うべき一編だろうが、さすがはマキノだけあって見事な世界観を構築している。 (水那岐)[投票(3)]
★4朝吉は人を殺さないはずじゃぁ?とか、清次は何処へ行った?とかツッコミ所は多々あるがこれだけ圧倒的なマキノの演出力を見せ付けられては頷かざるを得ない。大映の監督が十人束になって掛かってもこの安田道代は描けないだろう。 (町田)[投票(2)]