メチャクチャ怖くて思わず叫んでしまう場面があり、一緒に見に行った友人はもちろん、多くの他の観客のみなさまにもたいへんな迷惑をおかけしました。以来、ひどく怖そうな映画はできるだけ劇場では見ないようにしています。

前に座っていた（当時）壮年期の男性の、舌打ちとともにふりかえった視線。それは画面から襲いかかってくる恐竜よりも更に怖かった。一瞬で現実世界にもどり、帰りに首根っこをつかまえられて殴られたとしても仕方がないな、と思うほど怖かった。＜場所も歌舞伎町だったし。

本当にどうもすみませんでした。でも、わざと騒いだわけではなく、本当に「その世界」にのめりこんで同じ恐怖を味わっていただけなのです。

何せ、生きて動いている恐竜を見た初めての体験でしたから…。