コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] ショーシャンクの空に(1994/米)

見上げる空、見渡す海には果てが無い。距離とは自分が望んでいる度合いで決まるモノだ、友人に会いにいくにしても、蒼い景色を夢見るのも。
あき♪

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







会いに行きたい、見に行きたいと願えば願うほどその距離は縮まるはずだ。 距離とはメートルや、刑務所の壁で決まるモノでは無いのだから。

刑務所でだって、青い空の下、ビールを飲んだりレコードをかけたりすれば、その自由を見る事が出来る。

主人公にとって刑務所の外の内との差は、確かに分厚い塀の厚さほど在った。 しかし、出ようと決心して蒼い景色を現実のモノとして認識した時それは 紙一枚、ポスター1枚ほどの厚さしか無かった。

自由を夢見る人の心、何かに会いたいと言う人の心、それには際限が無い、 何マイルも離れている様な場所にも行けるし、 首をくくろうとする閉塞した人の心にもエネルギーを与える事が出来るのだから。

感動です。

(評価:★5)

投票

このコメントを気に入った人達 (4 人)Myurakz[*] kazby[*] ことは[*] starchild[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。