[コメント] 夜霧の恋人たち(1968/仏)
傑作。アントワーヌを探偵に就かせるような映画が面白くならないわけがない。
現にレオーが見せた喜劇役者としての側面には天賦の才さえ感じたほど。突然起こる出来事に一切の説明がない点も、そんな突然性の中を駆けるアントワーヌの物語らしさが貫かれとてもよい。
劇中、コレットと出会うなどという遊びも楽しいし、純粋にクリスチーヌを演じたジャドが可愛いという点も大きなプラス材料。
撮影のクレルヴァルとの初仕事もここではうまく作用していたと思う。地味だがいい仕事ぶりだ。
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