コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 利休(1988/日)
- 投票数順 (1/1) -

★5ヨメの異説「利休は変わり者」を聞き、前衛芸術家勅使河原宏がこの映画を撮った理由がはっきりと判った。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(5)]
★3人間華道の世界。信長や家康に没個性な梨園の二枚目を使い、三國連太郎(利休)と山崎努(秀吉)の特異さを際立たせる。江川悦子のメイクによる、深い皺を刻まれた利休と黄色く歪んだ秀吉の対比は圧巻。 [review] (水那岐)[投票(2)]
★4映画界の2巨頭の対峙に歌舞伎・映画・アングラ・素人を噛ませるコラボの絶妙。溝口的伝統を現在感覚で継承する小道具・衣裳の圧倒的真実味。だが、列挙される葛藤を常に正面から捉え続ける作劇に若干の抑揚があればとも思う。山崎の秀吉は真に絶品。 (けにろん)[投票(2)]
★4本作の同年にもう1作の利休もの「千利休〜本覺坊遺文:監督熊井啓」が作られている。2作を並べて比較してみると各々がよく分かる。 [review] (KEI)[投票(1)]
★3美術(西岡善信重田重盛)と衣装(ワダエミ)を鑑賞するだけでも充分満足するのだが、あまりに三國連太郎山崎努の役者としての質量に頼りすぎて、いささか腰の重い映画になってしまった。躍動なき2時間超えは、さすがに少ししいんどい。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3勅使河原流ゲイジュツの出番は垣間見える程度であり、ストーリー展開を追うだけで無為の時間が過ぎる。しかも「歴史」という壮大で興味溢れるストーリーが存在する為に勅使河原のオリジナル性は埋没する。歴史劇に芸術性は不要だと確認できる。 (sawa:38)[投票(1)]
★4冒頭、利休の茶室を秀吉が早朝に訪れるシーンが秀逸。はっきりと意志をもって追求された美とは、どういうものか、門外漢の私でも目が覚めるように感じられた。このシーンだけで私はこの映画のことを二度と忘れない。 (シーチキン)[投票(1)]
★3本作は劇場で観ないと意味が無い。私は遅れてしまった。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4オッサンハーレムの神秘化は、男の内面に踏み込みたい俗化の視点によって挫折している。釣りバカ日誌の、呪いのような強制力と対峙した一方の男は、架空の自意識を露呈させ自分自身を眩惑せざるを得なくなる。 (disjunctive)[投票]
★4三国と山崎が作り出す張り詰めた空間とその緊張感を増幅させる武満の音楽がたまらない。山崎の眉間のシワのなんと強烈なことか。 [review] (TOMIMORI)[投票]
★2狙い過ぎでちょっと痛い。要するに空しい。そう空しく感じさせるために“狙い過ぎ”を狙ったのだとしたら、それはそれで成功したことになるが、多分そんな意図はない。しかし緊張感の表現は鋭い。ゆったりとした進行ながら、その緊張感からか、ダルくはない。 (リヤン)[投票]
★3三船敏郎の剛の利休と三國連太郎の柔の利休、どちらかと言えば前者の方が切腹に至る過程が自然に思える。 (カレルレン)[投票]
★5冴えきった色彩たっぷりの映像、しかも豊熟した美術。全編これ日本映画の粋を集めた様式美。ため息つきます。スゴイです。ラストの球形であろう茶室。利休の根ざしていたものは、 [review] (セント)[投票]
★2大人になってからもう一回見ます。 (直人)[投票]
★3私のおじさんが、監督さんとお友達だからお公家さんの役で出ているんです♪ (ゆあん)[投票]
★3勅使河原宏といえば武満徹武満徹といえば勅使河原宏。 (chokobo)[投票]
★3ちょうど、『千利休本覚坊異聞』と、同時期に封切られたのだった。 (uyo)[投票]